嬉しそうに中を開けたヒロは

 

 

「うわ〜〜〜〜たくさん!!」

 

 

そのチョコの種類の多さに感激してくれた。

 

 

「すっげー嬉しい!!」

 

 

「ホント?」

 

 

「うん!!マジでありがと!!」

 

 

「良かった〜〜。」

 

 

ホッと胸を撫で下ろしていると、

 

 

「大ちゃん、ホントはこれ、自分が食べたいんじゃない?」

 

 

にやりと笑って聞いてきた。

 

 

「え〜〜〜!?ヒロのだもん!!そんな事ないよ!!」

 

 

「ホントにぃ?」

 

 

「ホントに!!」

 

 

楽しそうに笑うヒロに呼ばれて振り向くと

 

 

「はい。」

 

 

一粒のチョコを口に入れてくれた。

 

 

 

 

 

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