ホントはいきなり行ってビックリさせたかったけど、この寒さには耐えられない。

 

何コール目かで、僕の大好きな人の声が聞こえた。

 

 

「もしもし?」

 

 

「大ちゃん、どうしたの!?」

 

 

驚いた様子のヒロに、

 

 

「今、家?ヒロん家に行きたいんだけど・・・。」

 

 

って白状した。

 

するとヒロはちょっと笑って、

 

 

「今?」

 

 

 

出先だよ

 

家だよ