かかってきた電話はヒロから。

「大ちゃん！！マジで来てくれるの？

嬉しいよ！！」

って受話器の向こうからヒロの嬉しそうな声が聞こえて、僕も嬉しくなる。

「ねぇ、ちゃんと来れる？道、教えてあげようか？」

「ホントに？」

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