ぺこりと頭を下げて僕の前から急いで居なくなろうとするいとーくん。
何だよ、それって酷くない?
待ち合わせって・・・絶対嘘に決まってる!!
だって、僕の荷物、さっきからチラチラ見て溜息ついてたもん!!!
くっそ〜〜〜、覚えてろよ!!
僕は遠ざかる背の高い後ろ姿に思いっきり悪態をついた。
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